あごひげ開運法『のほほん島』

試験の日、朝6時過ぎに息子の寝返りの反動を利用したキックで目が覚める。

セットした目覚ましよりも早い時間だったので、目覚ましを解除し

頭をスッキリとさせる為に風呂に入る。

夜に剃ったヒゲの伸び具合が気になり、朝も剃る(笑)


モーニングコーヒーを飲みながら作文の復習・・・

そうしている内に、嫁が朝食を作ってくれたので、一緒に食べる。

食後、少しゆっくりとしてからスーツに着替え、車で会場に向かう。


会場到着。この時の時間は７時５０分。

向かいに停まっている車に、同じ受験者らしき人が乗っておりこっちを見ていた。

受け付け開始は８時から。


車内で受験票と筆記用具をもう一度確認し、８時丁度に受付を済ます。

受付の子は、僕の２歳下の後輩。

まだ少し眠そうな感じだったが、「頑張って下さいね」と笑顔。

会場に入ると、高い天井と縦横にピシッと並べられた机に、緊張感が高まる・・・


受験票の貼られた机を探し、着席。席は壁側で、何か安心した。

サンドイッチ状態はキライですから・・・

試験案内があるまで、参考書を開き公式などの復習をする。

横の人はまだ来ておらず、全体的にも人はまばら。

夢中で参考書を見ていたら、いつの間にか８時４０分になり試験の案内が始まる。

ふと横に目をやると、いつの間にか隣に若い受講者が座っていた。

会場もほぼいっぱいになっており、(大体９０人程)否応なしに緊張が高まる。


全体の日程の流れ、試験中の注意などを説明している間、それを静かに聞いていると

隣の若い受講者が何やらゴソゴソとしだした。

気になったのでチラッと横目に見ると、筆箱からコンパスを取り出し鉛筆に差し始めた！

１面にプスリ！クルッと回して次の面にまたプスリ！プスリ！それを繰り返す・・・

一瞬理解出来ず考える・・・・あっ！解った！これは簡易サイコロを作っているんだ！！

試験はマークシートの５択問題！

解らなくて迷った時は、この簡易サイコロ鉛筆を転がして決めようという魂胆だな！





小学生の頃、テストでやった事はあったが

人生を左右するこの試験でそれをヤルか？しかも試験の説明中にそれを作るのか？

しかも鉛筆は６角形のヤツだろ！残った１面はどうするんだーっっ！

顔は平然を装いながら色々と心の中でツッコミまくり！


Σ(ﾟДﾟ;≡;ﾟдﾟ) ええぇぇぇ～　←こんな感じ


お陰で緊張が少し楽になった気がしました。


そう言えば、その隣の彼は昭和６３年生まれと受験票に書いていました。

いわゆる「ゆとり教育世代」ってヤツですかね？

そのゆとり教育も来年から見直され、教育方針がゆとり教育前に戻るとか・・・

ん～何となくだが、その方が良いような気がした瞬間でした。